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脱体育会系フィットネスの革命家。
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LEGEND
森 拓郎
東京都

FOCUS POINT

調整系・ボディワーク
ダイエット・ボディメイク
健康・機能改善
競技パフォーマンス
1 ボディケア/ストレッチ
2 ボディライン
2 ダイエット指導
3 姿勢/歪みの改善
CATEGORY

ダイエット・ボディメイク

ボディライン
ボディラインの美しさを重視した指導
ダイエット指導
食事指導を含む減量のサポート
バルクアップ
筋肉量を増やすための指導
コンテスト対策
大会出場者向けの指導/サポート

健康・機能改善

姿勢/歪みの改善
不良姿勢・骨格バランスの最適化
痛み/不調の改善
肩こり・腰痛などの改善を目的とした対応
運動機能の維持
中高年に向けた健康トレーニング
リハビリ後サポート
怪我・手術後などの回復期支援トレーニング

競技パフォーマンス

瞬発力系の向上
アジリティやスピード系能力の強化
持久力系の強化
持続性パフォーマンスや疲労耐性の改善
競技特化トレーニング
スポーツごとの特性に合わせた専用指導
学生アスリート指導
成長期の運動能力向上と怪我予防の両立

調整系・ボディワーク

ヨガ
呼吸・柔軟性・心身のバランス向上
ピラティス
インナーマッスル・姿勢制御力の強化
ボディケア/ストレッチ
徒手による可動域改善やケア
産前産後ケア
妊娠期・出産後ののボディサポート

PROFILE

1982年5月10日滋賀県生まれ。運動だけに囚われない、様々な角度からボディメイクを提案する運動指導者ボディワーカー。美脚など女性のボディラインを重視した、理論的でキメ細かい指導に定評がある。

MEDIA

書籍『脚やせ本 一日2分で細くなる!』(講談社)書籍『運動指導者が断言! ダイエットは運動1割、食事9割 』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)書籍『自分史上最高に脚が長くなるストレッチ』(新星出版社)書籍『カリスマトレーナーが教える 一生モノのヤセ方・食べ方』(三笠書房)
IDENTITY
トレーナーインタビュー
森 拓郎のストーリー画像 1
「体育会系のノリが大の苦手なんですよ」
夏の面影残る9月初頭。インタビュー予定時間の少し前に、森は都内の撮影場所に姿を現した。 
「まだまだ暑いですね」
 男はそう言って汗を拭うと、自ら率先してこちら側に笑顔で語りかけてくれた。爽やかな男だ。自然体で飾らない。それでも気づけば人の懐へと入っている。ジムの代表という肩書きとは裏腹に、体育会特有の圧力を感じさせないのが森の特徴なのかもしれない。 
「体育会系のノリが大の苦手なんですよ」
 そう語る森は、これまでのフィットネス界の価値観とはどこかで距離をとりながらも、確かな実績を積み上げてきた。著書は多数ある。クライアントには一線級の芸能人やモデルが名を連ねている。代表を務めるスタジオは常に予約でいっぱいだ。 
「このサイトに他の方々と名前を連ねるのが恐縮です」
 そんな謙遜の奥には身体に対するユニークな哲学と、自分を貫く強さが静かに宿っている。独自の道を切り開いてきた脱体育会系トレーナーは、今も時代の寵児であり続けている。
森 拓郎のストーリー画像 2
“脱体育会系”のトレーナー論
森は成功の理由を他人事のように話す。 「今思うと当時はイージーだったと思います」 それでも森の歩んできた経歴には確かなリアリティがある。滋賀県出身。中京大学体育学部に進学して陸上800メートル走を専門にしていた。この頃から森はすでに“今の仕事”のイメージをうっすらと描いていたという。 「フォームが崩れると怪我をすることは誰でもわかってます。でもそれをちゃんと見てくれる人がいなかったんです。当時はまだ接骨院くらいしか治療の場所がなかったですから。スポーツの分野からのアプローチは少なかった」 スポーツの現場にはまだ“動き”と“治療”を橋渡しする視点が少なかった。スポーツトレーナーでもない。アスレティックトレーナーでもない。森が描く将来像はどこにもない職能に思えた。だからこそ大学卒業後には車の営業職というまったく別の世界に身を置いてみた。そこにもしっかり理由がある。 「人柄とセールス力はどんな仕事でも役に立ちますから。パーソナルトレーナーの今も僕の強みです」 自分の目指す方向に近い“パーソナルトレーナー”という職業を知ったのは24歳のときだった。迷わず上京してすぐにジムに所属して働いた。当時は加圧トレーニングのブームが始まったばかりの頃。ジムで働きながら資格を取って、売り上げはすぐにトップになった。だが森はその流行が長続きしない予感も抱いていた。 「27歳のときに、思い切って独立することを決めました」 小さなスタジオを開いた。初期投資は200万円。加圧トレーニングを重点的に行うためマシンは置かなかった。ゼロから始めたジム運営。集客のためにネットを使った。 まだ個人による情報発信が乏しかった時代。ネットにブログをアップすれば検索上位に入った。それ故に集客に困ることはなかったと語る。 「先行者利益ですね。時代が良かったんだと思います」 そう笑いながら謙遜めいて言うが、その“先を読む力“こそ森の最大の武器だ。 またスタジオに来る客の半分は70代。リハビリ感覚で訪れる人々のニーズに合わせて、「わかるように伝える」ことをモットーにした。 「困ったことがあればすぐに勉強して、それをお客さんにアウトプットする。若い頃はそのサイクルが楽しかったんです」 すでに27歳の段階で顧客は飽和状態だ。そこからは書籍執筆、メディア出演、経営強化へと舵を切った。トレーナーでありながら、ビジネスマンとして戦略家でもある。誰にも似ていないキャリアが本格的に広がっていくーー。
森 拓郎のストーリー画像 3
拡大の鍵はオンライン?
それでも彼は「どん底」を知らないと語る。 「なんだか、いろいろうまくいってしまっていて……」 そう困ったように笑う森の発言にはまるで嫌味がない。それでもこう答えてくれた。 「強いて言えばコロナ禍ですね。お先が真っ暗でなにもすることがなかったですから」 マスク生活、スタジオ営業の制限、次々とキャンセルが続く日々だった。対面が前提だったパーソナルトレーニングというビジネスは窮地に立たされることになった。 「最初はオンラインレッスンって言っても、誰も来なかったです」 コロナ当初はまだ“オンライン”という選択肢が一般化する前だった。誰もが様子を伺って動き出せずにいた。だが森は躊躇せずに道を探し続けた。YouTubeでの動画配信を始めてInstagramでは毎日のようにライブ配信を行った。 そして試験的に再度オンラインレッスンを開いてみた。すると1000人の集客を得る。 「正直、想像以上でした。これ、いけるかもしれないなと」 手応えを掴んでからは早い。すぐに月額制のオンラインレッスンを立ち上げる。課題は“金額設定”だった。どこまで価格を上げていいのか。価値に見合うのか。そんな中、森の取り組みに反応したのが、サービス販売プラットフォーム「MOSH」だった。 「MOSHから声をかけてもらって、そこでやることにしました。代表と話をして料金設定を探りました。ほとんどのトレーナーが8000円前後の月額で、一番高い人でも10000円でした。だから僕は月額13000円というそれを超える設定をしてみたんです。それでも初月から500人以上も集まりました」 この数字は業界にとっても驚きだった。オンライン黎明期において500人という受講者数は異例だ。しかも従来の対面レッスンに比べて、維持費は限りなくゼロに近い。必要なのは、ZoomのアカウントとMOSHのプラットフォーム、そして森自身の発信力だけだった。 「タイミングがよかったんだと思います」 そう語る森の裏にはひとりのトレーナーとして以上にビジネスマンとしての狙いがあった。森は地に足の着いた方法で数を積み上げていった。翌年には1000人を突破。さらにその翌年にはなんと1700人に及んだ。もはや森のレッスンはスタジオという“場所”に縛られないことで、急速に受講者数を拡大していった。
森 拓郎のストーリー画像 4
ビジネスは興味の延長線上に
森のレッスン参加者の9割以上は女性が占めている。それでも彼自身は「女性をターゲットにしている意識はない」と繰り返す。 「自分が興味を持ったことが、たまたま女性に必要とされていた。需要がそちらにあったというだけです。ビジネスってやっぱり需要のあるほうに傾いていくものなんですよね」 森はあくまで今の成功は自身の興味の矛先の延長線上にあったと強調する。その証拠に森はトレーナーとして大成した今もなお、学びを続けているという。理学療法士や栄養士といった専門家から知識を吸収し、ストレッチの効果や最新の栄養学に至るまでアップデートを重ねている。 「痛みを取るだけじゃ意味がない。根本から変わらないといけませんから」 肩の痛みを治せば姿勢が整う。腰の不調を改善すればお腹がへこむ。そういった副産物のように思われがちな変化こそ、身体の本質的な治療として大切なことなのだ。治療や運動の向こうにある「生活の質の向上」――それこそが、森が提供する“最大のバリュー”だ。
森 拓郎のストーリー画像 5
自然体であること
「僕、フィットネス業界でよく見かける“押し売り”みたいなノリが、昔から苦手だったんですよ」 元気で、エネルギッシュで、筋トレが大好きで……。フィットネスの世界には、そんなトレーナー像に対する先入観が蔓延っている。実際、溌剌としたトレーナーにはそんなスポーツマンが多いはずだ。 しかし森は既存のスポーツマン像ではなく新しいタイプのスポーツマン像を提示している。彼がずっと向き合ってきたのは、身体を動かすことが苦手だったり、習慣化できなかったり、どこかに痛みや違和感を抱えていたりする、いわば“運動から少し遠い人”たちだった。お客さまと同じ目線から運動にも関わって、“親しみやすい”存在であり続けている。 「最低限の努力で、健康的でありたいと思う人たちの気持ちはわかりますから」 彼の発信が刺さるのは、きっと“共感”があるからだ。多くの人にとって運動は、「好きだからやるもの」ではなく、「必要だからムリなく続けるもの」なのだろう。森のスタンスはそんな“運動から少し遠い人”に寄り添ってくれる。 飾らない言葉。確かな知識。そして、誰よりも「自然体」で、森はトレーナーとして今日も試行錯誤を繰り返すーー。
森 拓郎のプロフィール画像
森 拓郎
1982年5月10日滋賀県生まれ。運動だけに囚われない、様々な角度からボディメイクを提案する運動指導者ボディワーカー。美脚など女性のボディラインを重視した、理論的でキメ細かい指導に定評がある。

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